アンティークジュエリーはデカダンスの音が聞こえる

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アンティークジュエリーに耳を傾ければ、デカダンの退廃の音が聞こえてくれるかもしれません。 美とは果たしてなんなのでしょうか。永遠の美なんて存在しているのでしょうか……。

美とは、やがて退廃していくものだから、美しいということも言えるでしょう。

時代が華やかに栄えればやがて退廃していくものであり、 その過程の中で、アンティークジュエリーは生きて来たから、現代社会のジュエリーと比較して悲しい輝きを放ち、多くの人たちが魅了させているのかもしれません。

デカダンスとは

みなさんは、デカダンスをどのような意味あいでとらえていらっしゃることでしょう。

現代社会では、なかなかデカダンスという言葉を使わないですが、アンティークジュエリーに目を向ければ、デカダンスという言葉も時々聞くことがあります。

デカダンスとは……退廃的で虚無的な風潮や生活習慣のことを言います。

退廃は、道徳や健全さが失われている状態のことを言います。

そして、虚無とは、 世の中や人生を虚しく思うことです。

アンティークジュエリーは、クリムトのイメージ

クリムトが好きという人たちも多くいらっしゃることでしょう。クリムトって、とてもゴージャスで華やかだから好きという人たちもいらっしゃるでしょう。だけど、クリムトの世界にこそ、 官能的、また退廃的美が存在しています。

アールヌーボーのジュエリーに対しても、華やかで美しいジュエリーというインプレッションを持つ一方では、 退廃的という矛盾した印象を受けることがあります。

まさに、それがアンティークジュエリーの魅力と言っていいかもしれません。

アンティークジュエリーは、 19世紀末のヨーロッパを生きた人々の心象がそのまま反映していたのです。

なんで、二面性の中、人たちは生きていかなければならなかったのでしょうか。それは、当時の社会背景までを考察していく必要があります。

新しい時代への変革を迎えようとしている時代でありながらも、19世紀末のヨーロッパは、閉塞感も漂っていました。

現代社会においても、そのような二面性は、存在していると思いますよ。AIが活躍する一方で、AIによって仕事が奪われてしまうかも……ということを不安視している人たちもいることでしょう。それは漠然とした不安なのかもしれません。しかし、不安のベールが社会を覆ってしまった時代に、アンティークジュエリーはあったと言っていいでしょう。

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