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アンティークジュエリーに関心をもったあなたは、アールヌーボーの世界にいつの間にか誘われてしまったのではないでしょうか。まさに、そのへんのジュエリーブランドでは体験することができないジュエリーの重み、本質が存在します。

でも、その本質について気付かず、アールヌーボーの世界に浸っている人たちも。しっかり、アールヌーボーのアンティークジュエリーの魅力を理解しましょう。

アールヌーボーのアンティークジュエリーの本質

日本でもアンティークジュエリーとしてアールヌーボーもとても人気があります。あなたは、アールヌーボーの本質まで理解することができているでしょうか……。

アールヌーボーは19世紀末(1900年前後)、あらゆる芸術エリアを席捲する装飾様式のカタチです。

それまでジュエリーと言えば、貴石をシンメトリーにセッティング……という感じだったのではないでしょうか。そこにも間違いなくジュエリーとしての魅力は存在している訳ですが……。

しかし、アールヌーボーのアンティークジュエリーは、そのようなジュエリーとは違い、宝石的価値という観点ではなく、色によってselectされた石を、美しく彫金されたゴールドにニュアンスカラーのエナメルと共にセッティングしたジュエリーへと変貌を遂げることになります。

まさに、ジュエリーは時間を経過して、人たちの思いによって、一皮むけて脱皮したと言っていいでしょう。

ロマンチックな自然主義

アールヌーボーのアンティークジュエリーには、ロマンチックな自然主義というイメージを強くお持ちの人たちもいらっしゃるかもしれません。

何か優雅な時代にアールヌーボーのジュエリーは存在していたんだな……という思いになっている人たちもいらっしゃることでしょう。

しかし、アールヌーボーの根底に存在しているものは、デカダンスです。

ロマンチックな自然主義、そして、溢れんばかりに花をつけた枝や、豊かに広がりうねる長い髪と言ったデザインの中には、 じっくり見つめれば自然の残酷さとか死の観念が存在しているのです。

19世紀末、人びとの間では3つのムードが支配的となっていました。

それはベルエポック、デカダンス、そしてアールヌーヴォという存在です。

ベルエポックは一瞬の輝きにすぎず、その先に存在しているものには、 退廃的な世界だという考えがそこには存在しています。

また、こんな暗いデカダンスに対して、「なにをそんなに悲観的になっているんだ! 新しい時代は希望に満ちあふれているんだ……、これから私達は新しい芸術を目撃するだろう……」といった楽観的姿勢、それがアールヌーボーの存在なのです。

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