
瑪瑙というアンティークジュエリーに関心を持っている人たちも多くいらっしゃることでしょう。
8000万年の歴史が作ったアンティークジュエリーが、瑪瑙です。
瑪瑙の魅力
この世界には、いろいろ美しいものが存在しているでしょう。でも、やっぱり、何が美しいのかといえば、人間が創り出すことができないものに対してではないでしょうか。
約8,000万年もの間、冷却された溶岩の中から生まれた、硬いミネラルでできた瑪瑙、そんなアンティークジュエリーにこの上なくあこがれを持っている人たちもいらっしゃることでしょう。
アゲットというアンティークジュエリーは、瑪瑙のことです。
アゲットというアンティークジュエリーは、 縞模様が特徴のカルセドニーの種類のひとつです。カルセドニーとは、珪酸を含む溶液から沈殿形成された微小な石英の集合体です。蛋白石(たんぱくせき)、石英、カルセドニーが、岩石中の空洞部分に層を織りなし、沈殿してできあがったものです。
瑪瑙の種類
瑪瑙には、いろいろな種類があります。 オニックス (onyx)は 縞瑪瑙(しまめのう)といういい方もします。
蛋白石質と石英質が、交差しているから、縞状に見ることができます。
サードニクス (sardonyx)は、紅縞瑪瑙(べにしまめのう)といういい方もされています。
紅縞瑪瑙(べにしまめのう)は、 縞目が紅色&白色のとても美しいアンティークジュエリーです。
サードニクス (sardonyx)は、 8月の誕生石でもあります。
モスアゲート (moss agate)は、苔瑪瑙(こけめのう)です。 内部に緑泥石か似たような結晶を内包し、 研磨することで、苔状の美しい模様が出てきます。
更に、 メキシカンアゲート (mexican agate)は、岩石の中に目の玉のような模様岩石が。中に目の玉のような模様がたった一個、ぽつんと存在している瑪瑙のことを言います。
サイクロプス・アゲットといういい方もします。空想上の一つ目の巨人という意味あいのようです。
更に、デンドリティックアゲート (dendritic agate)というアンティークジュエリーは、しだ植物のように枝葉を広げたような文様が魅力的な瑪瑙です。
デンドリティック(dendritic)とは、そもそも、「デンドリティック(dendritic)「樹状」という意味あいです。
いかがでしょうか。瑪瑙には、このような素敵なラインアップがあります。 主な産地は、ドイツ、ブラジル、チェコ、更には、 日本では、石川県、富山県、北海道という場所で、産出することができます。